マンゴサービスではタイへ進出する企業のサポートを行なっています。
また個人を対象にワンレッスン30分のラインでのタイ語の個人レッスン
や、タイ語の翻訳やバンコク限定ですが同行通訳なども行っています。
日系企業進出のタイの現状
ジェトロによるとタイには2020年時点で殆どの自動車メーカーや、電気機械メーカーなどを中心に5, 856社の日系企業が進出しています。
1980年代後半からタイへの進出が本格的に始まり、製造業を中心に多くの生産拠点が存在しています。
製造業が最も多く40％を占めていますが卸売業と小売業が25.4%を占め、サービス業が17.4%ですが最近ではさまざまなサービス業がタイへ進出しています。
電気機械メーカーもパナソニックや日立製作所や東芝やシャープなど、殆どの日系メーカーがタイに進出しています。
そのほかの産業ではキリンホールディングスやセブン&アイ・ホールディングスや三井住友フィナンシャルグループなどもタイに進出しています。
日系企業のタイ進出のこれまでの推移ですがタイ進出が本格化したのは、1985年のプラザ合意の影響で円高になった1980年代後半からです。
円高の影響を避けるため自動車メーカーなどを中心に多くの製造業が、人件費の高騰を抑えるため工賃が安く高い労働力を得られるタイに生産拠点を移転したのです。
その後1980年代の後半には電気・電子関連企業もタイへ進出しますが、1990年代の前半には日系企業のタイ進出も一時的に落ち着きます。
しかし1990年代の後半の経済自由化で再び増え、2000年以降はタイ国内の市場に向けたさまざまな業種がタイに進出しています。
2011年に起きたタイの大洪水で日系企業の工場が被害を受け一時的にタイに進出する日系企業が減少しました。
それでもその後も日系企業のタイ進出は増加していて2020年から、2022年の2年間の日本の投資額の割合は29.6%と中国の13.5%よりも2倍以上でした。
2023年からこれまでのような製造業でなく日本のリサイクル品がブームになったり、日本の回転寿司がタイに進出し行列のできるほど人気があります。