近年では海外移住する日本人が増えていますが、移住先として暖い東南アジアを選ぶ方が増えています。
中でもタイは経済成長が著しく特にバンコクはインフラが整っていて、モノレールも整備されていて便利で日本料理店も多く人気の移住先です。
タイはとても親日的な国として知られていて外務省の発表によりますと、日本大使館に在留届を出している日本人は2022年10月の時点で7万8,431人です。
実際には在留届を出していない日本人もいるので総数は10万人を超えるとも言われています。
日本人であればタイに観光目的の場合はビザ無しで30日までの滞在なら入国できますが、タイに長期滞在するのであればビザが必要になります。
人気のタイですがタイに限らず海外移住する場合にはどのようなビザが必要になるのでしょうか。
タイで仕事を探す場合はタイの会社がワーキングビザ(就労ビザ)を用意してくれます。タイで転職した人の配偶者や子どものためのビザが、就労者家族ビザで転職先の会社が準備してくれます。
次にロングステイビザ(リタイヤメントビザ)は50歳以上で労働を目的としない人がタイに滞在するためのビザです。
ロングスティビザの取得にはタイの銀行に80万バーツ以上の残高証明書か、月額6万5,000バーツ以上の年金受給証明書が必要になります。
年金ビザは60歳以上の年金受給者が、タイに滞在するためのビザで年金証書や健康診断書等が必要です。
教育ビザ(学生ビザ)はタイの学校やインターや語学学校へ通うことで取得できるビザです。
お子さん子供一人につきタイでは保護者一人のビザを取得できます。そのためもし学校へ通う子供が2人いればその子供はそれぞれ保護者ビザを取得することができます。
もう一つのビザがタイエリートビザでこれはタイ・プリビレッジカードメンバーに、付与される長期ビザでタイで最も長い期間発給されるビザです。
入国のたびに何度でも1年間の滞在許可がおり、 延長の申請で連続1年以上の滞在も可能です。
また 会員の有効期限が10年・15年・20年の場合は、5年特別ビザを更新することで10年~20年の滞在が可能になります。
フリーランスの方であればタイの新しいノマドビザ「LTRビザ」がお勧めです。「LTRビザ」に関しては次回改めて書きます。