タイでは警察や公務員による汚職がはびこっている国です。
警察による交通取り締まりやビザ申請でも賄賂が当たり前です。
そんなタイで改めて汚職撲滅の強い決意が表明されました。
タイ国家汚職防止委員会(National Anti-Corruption Commission:NACC)はオーストリアのウィーンで開催された、犯罪防止刑事司法委員会(Commission on Crime Prevention and Criminal Justice:CCPCJ)の第33回会合で汚職撲滅への強い決意を改めて表明しました。
NACCを代表し国際問題汚職調査局長は汚職への取り組みは、タイの国家的課題の中で最優先事項であると宣言しました。
局長はNACCの取り組みが2003年の腐敗の防止に関する国際連合条約(United Nations Convention against Corruption:UNCAC)に沿ったものであり、政府・立法機関・民間セクター・市民社会・国際的パートナーを含む様々なセクターとの幅広い協力的アプローチを伴うものであることを強調しました。
会議では局長が他のNACC代表団とともにさまざまな議論を行い、犯罪や汚職を世界的に撲滅するための国際協力の重要性を強調しました。