タイ財務省ジュラパン・アモンウィワット副大臣はカジノを含む巨大エンターテインメント複合施設の計画をタイ政府が推進すると発表しました。
この決定は、80%の参加者が提案を支持した公聴会を受けたものです。
財務省によって作成されたエンターテインメント複合施設法案は、このような施設を合法化することを目的としておりカジノが主要な要素となっています。
副大臣によればこの法案は公聴会のフィードバックをもとに修正され、その後に与党連立政権が検討するために内閣に提出される予定です。
承認されれば法案は法制審議会での審査を経て下院に提出されます。
最近の財務省の調査によるとこのエンターテインメント複合施設は主に、タイ人ギャンブラーをターゲットとしており顧客の90%を占めると予測されています。
コンセッションを獲得する企業は最低でも100億バーツの登録資本を持ち、エンターテインメント複合施設政策委員会からライセンスを取得しなければなりません。
このライセンスは30年間有効で5億バーツの手数料と、年間1億バーツの費用がかかります。
過去にタイでのギャンブル合法化の試みは抵抗に遭ってきましたが支持者は、規制されたカジノ産業が雇用を創出し国家収入を増加させる可能性があると主張しています。