タイのメーホンソーン県にあるパーイは一年を通して過ごしやすい山間部の避暑地です。
ファランと呼ばれる西洋人などの外国人旅行者が多く訪れ、パーイ川でのタイヤチューブ下りは人気のアトラクションです。
そんなパーイのホテルのオーナーが外国人旅行者に対して怒りを表明しています。
パーイのリゾートホテルのオーナーがメディアに対して観光客がタイヤチューブに乗って遊ぶ時に、密かに酒やビールなどのアルコール飲料を持ち込むことが常態化していると訴えました。
外国人旅行者はアルコールをプラスチックの飲料水ボトルに詰め替えて、分からないように飲んでいると言うのです。
パーイのタイヤチューブ事業者によると観光客へアルコール飲料を提供することは厳しく禁じられています。
リゾートホテルのオーナーによると外国人旅行者は正午から午後7時頃までチューブに乗って遊び、遊び終わると男性も女性も水着のまま街をうろつくと主張しています。
男性は下着のみで女性はほとんどがビキニを着用しており、この行動は地元の文化に反するものであると批判されています。
夜にリゾートホテルの敷地に侵入し性行為に及ぶケースも発生しており、ある観光客カップルはオーナーから注意を受けると携帯電話を奪い取り地面に投げ捨てたとのことです。
カップルはその後ゾートの敷地を離れて姿を消したため、オーナーは警察に通報し法的措置を求めて捜査を求めました。