タイ語の発音には5つの声調があり、声調符号が4つあります。声調とは音の高低で、その単語の意味の違いを表します。例えば中国語には、四声と呼ばれる4種類の声調があります。ただタイ語の文字すべてには、声調符号が付いていません。
タイ文字は子音と母音の組み合わせで、子音は全部で42個あります。タイ人はこれをコーカイと呼ばれるもので学びます。ただしこのコーカイの子音だけでは単語として成立しません。そのためタイ文字は必ず、母音との組み合わせになっています。さらに母音には長母音と短母音があり、長母音は語尾を長くのばす音で短母音は語尾が短い音です。
また全てのタイ文字の子音は、高字類・中字類・低字類と呼ばれ分類されています。高字類は高い発音で、中字類は高字類より低い音で、低字類は中字類より低い音です。ちなみにタイ文字の高字類は10文字あり、中字類は9文字で低字類は23文字あり、そのうち低子音対応字が13文字あり低子音単独字は10文字あります。
これだけ読んだだけでもうタイ語の発音が、どれだけ厄介か想像が付きます。日本人にとってはタイ語の発音はとてもハードルが高いのは事実ですが、マンゴサービスでは今タイ語の発音についての説明と、よく似たタイ語の発音だけを集めて、どんな風に発音するかを分かり易く理解できるように作っています。
それが分かった上でよく似たタイ語の発音を、グーグルの翻訳ソフトで聞き比べると、音の違いがよく分かります。音の違いが分かれば、同じような発音をするタイ語の聞き分けも可能になります。また音が聞ければタイ語の発音も、できるようになります。