「明日に死を迎えるとしても、
今日から幸福になって
遅くないのです。」
「良い運命の主人公になりたかったら、
心の中に感謝と歓喜の感情を持つことだ。
感謝と歓喜に満ちた言葉と好意は、
人生の花園に善き幸福という実を結ぶ。」
「どんな場合にも「こまった」・「弱った」
「情けない」・「腹がたつ」・「助けてくれ」
なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです。」
中村天風(出典:ウィキペディア)
30歳の頃に奔馬性結核を発病し、病気のために弱くなった心を強くする方法を求めてアメリカへ密航。
アメリカやイギリスでは納得の行く答えを得ることができなかったが、日本への帰国の途上のカイロでインドのヨーガの聖人「カリアッパ師」と出会い、そのまま弟子入り。
ヒマラヤ第3の高峰「カンチェンジュンガ」のふもとで約2年半修行を行い、日本への帰国途上であった1913年に中国で孫文の第2次辛亥革命に「中華民国最高顧問」として協力を行う。
日本に帰国後は東京実業貯蔵銀行頭取などを歴任し実業界で活躍。
1919年に「統一哲医学会」を創設し、街頭などで教えを説き始める。
同会には政財界の実力者が数多く入会するようになり、1940年に「天風会」に改称。多くの著名人が天風に師事しており、各界に大きな影響を与えている。