「一緒に生きた長い時間、
共有したものそれがね心の遺伝子になってるんですね。
あらゆる命は繋がって続いていくものです。」
「心を通わせるのに必要なものは、
笑顔と強引さとある程度の自然体。」
「与えられたことで終わりにしないで、
自分なりに追究する姿勢がツキを呼んだ。」
「ボクはやりたいことをやることは得意だったんですけどね。
会社に勤めて毎月給をもらうっていうことが
この世の中にあるということすらあまり知らなかった。」
畑正憲(出典:ウィキペディア)
畑さんは福岡市生まれで、東京大学大学院を経て、
学習研究社で動物記録映画の制作に携わり、
退社後本格的に作家活動を始める。
1971年に北海道の無人島に熊や馬を連れて移住し、
翌年に北海道の浜中町に人と動物がともに暮らす「動物王国」を作りる。
「ムツゴロウ」の愛称で親しまれ「ムツゴロウの青春記」や
「ムツゴロウの動物交際術」など、
人と動物とのふれあいを描いた数々の著作を発表し、
1977年には菊池寛賞を受賞するなど、
動物文学の第一人者として知られる。
2023年4月5日心筋梗塞のため87歳で死去。