1.タイ語の数字と発音 習得の期間:週に2回のレッスンの場合で1~2ヶ月
タイ語の数字を1から1億まで覚えながら、タイ語の発音ができるように確認をしていきます。日本人にとってタイ語の発音は最大 のハードルで、5種類の声調や長音や単音があるからとても厄介です。日本語の標準語には基本的には、声調がなく長音や単音も ありません。声調とはタイ語を発音する時に、音の高低で意味が変わります。そのためこの5種類の声調が完璧にできないと、タ イ語の意味は全く違ったものになります。
また自分が発音できない単語は、聴き取りもできません。さらにタイ語の発音で厄介なのが長音や単音で、タイ語の単語は声調に 加えて長音や単音に分かれています。例えばタイ語の長音は語尾を長く延ばしますが、単音の発音は口を閉じて弱く発音するので 聴き取りがとても難しいのです。
ポイント:日本人にとって難しいタイ語の発音は、だいたい決まっています。1度ひとつの単語で発音ができるようになると、別 の単語でもその発音ができるようになります。最初は大変ですが諦めずに、発音できるようになるまで頑張ることが大事です。
2.タイ語の時間と基本的な構文の作り方 習得の期間:週に2回のレッスンの場合で1~2ヶ月
タイ語の時間は朝と正午と午後と、夕方と夜と深夜0時と深夜0時から朝の5時までと、それぞれ表現方法が異なります。数字と共 に時間は、タイで生活をする上で欠かせないものです。タイ語の時間は1度に覚えることは難しくて、レッスンの度に何度も繰り 返していけば自然に覚えていきます。
次にタイ語の基本的な構文の作り方ですが、肯定文から始まり否定文の作り方から、疑問文の作り方までを学んでいきます。その 他にも仮定文の作り方や接続詞の使い方や、タイ語の独特の名詞の形容の仕方なども学んでいきます。これだけを読むと難しく感 じられるかもしれませんが、何度も繰り返していけば基本的なタイ語の構文は作れるようになります。
ポイント:タイ語の時間は何度も繰り返して、覚えていくしかありません。ただ週に2回のレッスンの場合であれば、だいたい1 ~2ヶ月で覚えることができます。またタイ語の基本的な構文の作り方ですが、ただタイ語のセンテンスを暗記するやり方では、 なかなか喋れるようにはなりません。大事なことはセンテンスの暗記ではなく、自分で考えてタイ語の文を作っていくことです。 最初は日本語で考えてタイ語に変換していたのが、だんだんとタイ語で考えていくようになってきます。
3.会話の練習 習得の期間:週に2回のレッスンの場合で2~4ヶ月
基本的なタイ語の構文の作り方が理解できれば、いよいよ本格的な会話の練習を行っていきます。これはこれまで学んだことの応 用で知っている単語の範囲で、文章を作り会話を行っていきます。大事なことは文章の丸暗記でなく、自分でタイ語のセンテンス を考え口に出していきます。最初は日本語で考えていたのが、段々とタイ語で考えるようになってきます。
ポイント:大切なことはレッスンで学んだことをできるだけ、身近な日常生活の中で使うことです。例えば会社のドライバーさん とか、アパートの受付などのスタッフのタイ人でも誰でもいいので、話しかけることが大事です。自分のタイ語が通じれば楽しく なり、もっともっと勉強したい気持ちが強くなればしめたものです。